2018.3.9
March 9th, 2018
坂倉建築研究所 金曜会 /鈴木隆之氏
建築家であり小説家である鈴木隆之さんが、昨年10月に「表現空間論―建築/小説/映画の可能性」(論創社)を出版されました。
「建築や小説の概念を「想像力」で組み替えることで、両者の新たな可能性を開拓する。」
ことを通して「社会が成長を終えた現代に、新しい空間の創出は可能か?」をテーマとしたレクチャーをしていただきました。
鈴木隆之氏はアトリエ・ファイ建築研究所に在籍されていた
1987 年に「ポートレイン・イン・ナンバー」で第30回群像新人文学賞受賞を受賞され、建築だけに捉われない執筆活動を続けられています。
京都精華大学教授(1989~2017)、SCI-Arc(南カリフォルニア建築大学)客員研究員(2005)など教鞭も取られながら
「大阪平和資料館コンペ」佳作入選(1989)、「小説家の家」(SD Review 2005 入選)、「京都精華大学本館」など建築家としても活躍されています。
他著作に
「未来の地形」(講談社/1992)
「エースをねらえ!論」(風塵社/1995)
「「建築」批判 空間をめぐる光芒」(彰国社/1995) ISBN 4-395-00430-X
「不可解な殺人の風景」(風塵社/2002) ISBN 4-938733-97-8
「500万で家をつくろうと思った」藤井誠二共著(アートン/2003)
「パーフェクト・ワールド」(論創社/2014)
があります。